共同研究／製造委託

共同研究

触媒開発の進め方

エヌ・イー ケムキャットは、総合触媒メーカーとして研究開発・技術サービスに全社を上げて取り組んでおります。
お客様の独自プロセスの構築に必要な触媒化学の設計〜製造を高度な技術的ノウハウでお手伝いします。
ここでは触媒開発の進め方について簡単に説明させていただきます。

お客様と秘密保持契約・共同研究開発契約を締結し、共同研究から調製法を確立した触媒の工業規模による試作検討、お客様の製法による触媒の受託製造など、お客様のニーズに合わせたステップから触媒の開発を支援いたします。

お客様には下記のメリットがございます：

• 資本支出・製造コストの削減
• 市場投入までの期間短縮品質/柔軟性
• エヌ・イー ケムキャットのノウハウ活用
  また、お客様のニーズ・状況に応じて、下記のようないくつかの伴走シナリオからご選択頂けます。
• カスタム触媒：お客様が開発した触媒、あるいはお客様との共同開発による触媒です。
• エヌ・イー ケムキャットのオリジナル触媒：当社の独自触媒がベースです。

実際の触媒開発の流れ

エヌ・イー ケムキャットは、ISO-9001に基づき、ステージゲートを定め、開発初期よりお客様とスケジュールを確認しております。

※一例であり、お客様とのお打ち合わせにより独自フォームを作成致します。

触媒開発

目標とする活性/選択性/ライフを達成するために、担体選定/担持位置制御/第2成分添加等の最適化を行っております。
触媒化学の設計一例として、担持位置の制御技術の事例をご紹介します。金属粒子径の制御として、ユニフォーム、エッグシェルのどちらも、調製条件によりコントロールすることも可能です。またエヌ・イー ケムキャットの分析技術により、Latticeまで観察することができます。エヌ・イー ケムキャットでは、調製ノウハウと最新の解析技術により、触媒性能を最適値に制御できます。

活性劣化原因の追求

触媒を使用している際に、触媒が何らかの原因で劣化することがあります。これを解決することは触媒開発の重要な鍵となります。新触媒と劣化触媒の物性変化から劣化原因を推測し、目的反応触媒の開発や、触媒をより経済的に用いる方法の検討をサポートします。

最先端の分析技術

触媒開発に必要な最先端の分析技術もエヌ・イー ケムキャットで取り揃えています。触媒成分を分析する化学分析をつくば、沼津の両事業所に設置、活性種および担体の物性解析に用いるキャラクタリゼーション機器をつくば事業所に設置しています。企業としてはハイレベルな電子顕微鏡、表面分析の機能を備え、これらの機器を駆使して研究開発を進めています。

触媒タイプの実例

製造委託

お客様が開発した触媒の量産化にご協力いたします。当社の製造装置、分析機器などを用いて、お客様のご要請に合わせた触媒を製造いたします。

工業触媒製造設備（一例）

物性評価設備（一例）

活性評価設備（一例）