社員紹介 | 新村 優

開発、生産技術から経営企画へ――
理系の視点を発揮し、会社の未来を支える

経営企画部 マネージャー
新村 優
Masaru Niimura
2007年入社 理学研究科 / 化学専攻修了

理系出身の技術職だからこそ、
会社のためにできることがある

理系出身の技術職が、経営企画部で中期経営計画の策定・実行に携わる――そう聞いて、学生の皆さんは驚かれるかもしれません。実は私自身、人事担当から内示を受けた時、非常に驚きました。学生時代の専攻は有機合成化学で、「触媒」に大きな可能性を感じてエヌ・イー ケムキャットに入社。入社後、理系技術職として開発や製造、生産技術部門でキャリアを積み、2020年春、経営企画部に異動しました。経営企画部への異動は予想外でしたが、しかし私はこう感じました。「これはチャンスかもしれない」と。なぜなら、経営企画部は全社的な視点で会社の未来について考え、経営陣をサポートしていく部署であり、「これまでとは違った学びや成長を得られる」と考えたからです。振り返ってみれば、開発から製造・生産技術室に異動した時も、同じ思いを抱きました。そして、異動先で生産設備やプロセスの管理や効率化に取り組むうちに、開発とはまた違ったやりがいを感じるようになったのです。だから今回の内示も、私は前向きに受け止めました。理系出身だからこそ、会社の未来のためにできることがあるという希望を抱いて、新たな部署での業務に臨みました。

長期ビジョンの策定を始め
未知の分野にチャレンジする

経営企画部は、その名の通り「会社の経営」に関連した業務を担う部門です。経営陣が重要な経営判断をする際、そのサポートを行うのが経営企画部のミッションであり、特に私が異動した2020年には、“今後10年に渡って進めていく長期ビジョン「ビジョン2030」の策定”という重要な業務を任されました。策定にあたっては、全社員が会社の未来について考えることが大切であると考え、約6ヶ月間かけて社内の各部門とのディスカッションを行いました。そして、その結果を経営陣の考えとすり合わせた上で「ビジョン2030」を策定し、2021年にスタートさせました。さまざまな部署の意見を聞き、ディスカッションを行いながら一つの方向性にまとめていくのは、決して簡単なことではありません。だからこそ、無事に「ビジョン2030」がスタートした時に感じた喜びは格別です。私自身も、会社の財務状況を理解し、社会的な背景も踏まえて経営の方向について考える「幅広い視点」が身につきましたし、「この1年で大きく成長できた」という実感を味わうことができました。

化学反応を促進させる触媒は、その特性から、さまざまな社会課題の解決に貢献することができます。当社も触媒のメーカーとして、自動車の排ガス浄化を始め、環境保全に関する課題解決に尽力してきました。当社が培ってきた触媒の開発・製造に関するノウハウは、今後ますます必要とされるでしょうし、触媒の開発・製造過程で培われた技術は、触媒以外の分野にも展開できる可能性を秘めています。経営企画部では「新規ビジネス開拓の推進」という責務も担っているので、今後は新たなビジネスのチャンスを積極的に開拓していきたいと考えています。また、エヌ・イー ケムキャットに入社以来、開発や製造の各部門で経験を積んできた私は、「現場視点で結果をイメージし、その結果に至るまでの筋道を考えていく力」や「物理的、化学的な根拠から物事を論理的にとらえ、整理していく力」を磨くことができました。これは、理系出身の技術職である私の強みでもあるので、経営企画部でもこの力を大いに発揮していきたいですね。当社には理系・文系関係なく活躍できるフィールドがあるので、これから入社する皆さんにも、ぜひ皆さんならではの「強み」を発揮して、当社で「理想のキャリア」を実現していただけたらうれしいです。

職歴・キャリア Career

入社

化学触媒の開発部門に
配属

触媒はほぼイチからの勉強で大変でしたが、新たな学びの連続に充実感を持って業務に臨むことができました。

2年目

3年目

昇格

主任を任され、営業や顧客とのやり取り、チームの業務計画の管理等についても担当することに。開発業務だけではなく、企業の一員として、仕事の仕方を学ぶ多くの機会に恵まれ、日々成長を感じることができました。

4年目

5年目

化学触媒の製造部門に
異動

大型の増産プロジェクトを任されることに。初めての現場に圧倒されながらも、やりがいのある仕事に携わり、充実した日々を送ることができました。

6年目

昇格

主務に昇格し、担当テーマ業務に加えて、生産管理や課のマネージメント業務にも関わることに。技術的観点のみならず、営業的な視点や経済面での管理など、業務の幅を広げるきっかけになった経験。

7年目

8年目

9年目

10年目

昇格
生産技術チームを立ち上げ

管理職に昇格。同時に製造部門内に生産技術チームが発足し、そのチーム立ち上げと運営を任されることに。新たな機能の確立とその運営は、大きな責任も伴う激務でしたが、充実感の高い仕事となりました。

11年目

12年目

13年目

昇格
生産技術室独立

チームから一部門として独立、室長を任されることに。事業戦略や将来に向けた方針の検討、財務面での考え方や安全衛生、法令対応等も含めた部門運営の経験は非常に重要かつ貴重な学びを得るにつながる経験となりました。

14年目

経営企画部に異動

本社経営企画部に異動。主に、長期ビジョン策定、新規ビジネス探索など、全社的な経営に関わる業務に携わることに。理系一筋でやってきた自分にとって、この異動は驚きと不安もありましたが、新たな挑戦に前向きに臨みました。これまでとは異なる視点、視野、視座の中で多くの学びを得、充実した日々を送っています。

15年目