社員紹介 | 松波 幸彦

開発、性能改良、量産化
複数の業務を通じて、広い視野と知見を育む

研究開発センター自動車触媒開発部 ディーゼル触媒課
松波 幸彦
Yukihiko Matsunami
2017年入社 理工学研究科 / 物質科学専攻修了

触媒に無限の可能性を感じ
エヌ・イー ケムキャットに入社

学生時代、石油化学メーカーとの共同研究で「水素製造に用いる触媒の研究」に取り組んだことから「触媒の可能性」を感じ、触媒メーカーである当社に入社しました。入社後は、ディーゼル車用自動車触媒の開発を担う「ディーゼル触媒課」に配属となり、1年半にわたって、触媒の「性能改良」に取り組んできました。その後、生産技術部に異動し、ディーゼル触媒課で開発した触媒の「量産化」に従事。現在はディーゼル触媒課に戻り、再び触媒の開発に取り組んでいます。入社から現在に至るまで、開発、触媒の性能改良、量産化と3つの業務を経験したことで、多くの知見を得られたと思います。思い返せば、入社1~2年目の私は、触媒の仕様を検討し、求める性能が出ればそれで満足していました。現在は、触媒の仕様を検討する段階で、さまざまなことを想定するようになりました。事前にメリットとデメリットの双方を考えるのはもちろん、想定と違う実験結果が出た際も、技術的な考察をより深めた設計・開発が行えるようになりました。加えて、量産化を経験したことで、開発の段階から量産時に起きやすいトラブルを想定して、対策を取れるようになりました。

若手に成長のチャンスを与えてくれるから
高いモチベーションをもって
仕事に取り組める

このように、広い視野を抱きながら、過去の知見を生かして開発に取り組めるようになったのは、若手社員に成長のチャンスを与えてくれる当社の風土も影響していると思います。私自身、これまで配属されたどの部署でも貴重な経験をたくさん積ませていただきました。生産技術部時代には、親会社であるBASFコーポレーションの海外工場へ出張。現地工場の環境を考慮しながら、触媒製造の技術指導を行いました。また、ディーゼル触媒課に戻ってからは、より一層、責任ある仕事を任せてもらえるようになりました。新規製造プロセスの検討や触媒設計を担当した時は、当初他社製品よりも劣勢だったものの、最終提出品で逆転し性能No.1を勝ち取ることができました。実績の無い新規触媒の開発を任されたことで、私自身、高いモチベーションを持って開発に取り組むことができましたし、「性能No.1」をいう結果を打ち出したことで、触媒開発者としての自信とやりがいを得ることができました。

近年、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を視野に入れて開発に取り組むメーカーが増えていますが、触媒メーカーである当社はまさに、SDGsに貢献するだけの力と実績を持った企業です。特に自動車用排ガス浄化触媒は、エンジンの排ガス浄化機能における主力デバイスであり、引き続き、自動車用排ガス浄化触媒のさらなる改良を進めることが当社の責務となっています。加えて、以前から当社が取り組んできた燃料電池やその周辺技術向け触媒の開発に注力することでも、SDGsへの貢献を実現することができると考えています。私自身は入社して数年とまだ経験も浅く、さらに知識を深めていく必要があると感じています。先輩にはまだまだ及びませんが、一つひとつの案件に全力で取り組んでいき、お客様に満足していただける触媒を提案していきたいです。そして、引き続き当社の触媒を世の中に送り出していき、学生時代に感じた「触媒の可能性」を多くの方に知っていただけたらうれしいです。

スケジュール Schedule

  • 8:00

    メールチェック
    今日行うことの確認
    どのように仕事を進めるか、優先順位をつけながら確認します。

  • 9:00

    資料作成顧客報告資料や、社内向け資料などを作成します。

  • 10:00

    実験触媒改良を行うための実験。大学研究室の実験と同様、小さな変化にも気づく観察力がとても重要です。

  • 12:00

    ランチ先輩や後輩と、楽しくランチをしています。

  • 13:00

    部内ミーティング午前中の実験結果を上司に報告&次アクションの提案をします。

  • 15:00

    打ち合わせお客様に満足いただけるよう、技術フォローをしっかり行うことを心がけています。

  • 16:30

    デスクワーク文献調査など、最新情報を取り入れるようにしています。

  • 18:00

    業務終了