若手社員が活躍できる環境。だからこそ、自ら考え、発言し、問題解決する力が求められる。

自動車触媒の開発と、量産化の検討。二つの部門で学んできたこと。

再生可能な次世代エネルギーとして期待されているエネルギー源の一つに、水素があります。私はもともと環境問題に興味があり、学生時代は水素を水と太陽光から生成する「光触媒を用いた水分解反応」に関する研究に打ち込んできました。就職先も「環境問題の解決に貢献できる」という軸で検討。自動車触媒の分野で長い実績があることや、燃料電池の開発にも注力していることに惹かれて、当社への入社を決めました。

入社後、ディーゼル触媒室に配属となり、約1年経験を積み、その後、生産技術部に異動。現在はディーゼル触媒室に戻り、ディーゼル車の触媒開発に携わっています。

入社1年目のディーゼル触媒室では、早々に触媒性能コンペを経験。複数の触媒メーカーが自動車メーカーに自社製品のプレゼンを行い、その中から取引する触媒メーカーが選定されます。製品提案までの期間は限られており、この期間内にお客様が求める性能を出す必要がありました。開発のスケジュールを組み立てたり、提出する資料を作成したり、さらにはプレゼンテーションのスキルも磨いたりと、この時期に貴重な経験をたくさんさせていただきました。

異動後の生産技術部では、ディーゼル触媒室で開発された触媒を量産化するための検討を行いました。ラボスケールで作った触媒を、量産の現場で作っていく際に何を検討すべか、実際に製造ラインを使用した量産トライなどを通して、実践の場で多くのことを学ぶことができました。

ディーゼル車向け触媒の開発で経験を積んだら、新しい分野にもチャレンジしたい。

ディーゼル車は年々、排ガス規制が強化されており、特に米国では近い将来、NOx排出の大幅な低減を要求されることが予測されています。非常に高いハードルですが、だからこそ、自動車メーカーもこの予測を踏まえた対策を進めており、私たちエヌ・イー ケムキャットもお客様と協力して、より性能の高い触媒開発に取り組んでいます。

入社1年目は先輩や上司に助言をいただきながらコンペ案件に取り組んできましたが、再びディーゼル触媒室に勤務するようになってからは、より主体的にコンペに関わるようになりました。特に最近、担当した性能コンペでは、性能改善に着手。改良コンセプトの案出しから試作・評価といった一連の流れを担当しました。

「環境問題の解決に貢献したい」との想いから当社に入社しましたが、1年目から先輩や上司に意見を求められることが多く、自分の意見が開発に活かされる喜びを何度も味わっています。たとえば入社1年目には、メンターの先輩と一緒にコンペを担当し、先輩とディスカッションを重ねながら要求性能を満たす触媒を目指していきました。早い段階から活躍できるフィールドがあるのが当社の特色ですが、その分、自ら考え発言する力や問題解決力も求められます。

入社4年目となりますが、自分が担当した触媒がお客様に採用され、自動車に搭載されることを当面の目標としています。また、学生時代の研究と関わりのある燃料電池の開発にも関心があります。自動車触媒の分野で経験を積んだらぜひ、新しい分野での開発にも携わってみたいですね。

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