レスポンシブル・ケア(RC)活動

responsiblecare

エヌ・イー ケムキャットは、レスポンシブル・ケア(RC)活動を「ビジョン2030」を達成するための16のキードライバーの一つとして位置付け、積極的に推進しています。

RC活動は、化学品を取り扱う企業が、自社製品の開発から製造、物流、使用、最終消費、そして廃棄に至るすべてのライフサイクルにおいて、「環境・安全・健康」の確保に取り組み、その成果を社会に公表し、積極的な対話・コミュニケーションを図る自主的な取り組みです。

この活動は、現在、世界約70カ国の化学工業協会において広く展開され、日本では日本化学工業協会(JCIA)がその推進を担っています。当社は、RC活動の趣旨に賛同し、社会からの信頼の深化と持続可能な社会への貢献を目指して、 2020年度よりJCIA内のレスポンシブル・ケア委員会に参加しています。

レスポンシブル・ケア方針

当社は、環境・安全・健康を最重要事項と認識し、自主的・継続的なレスポンシブル・ケア活動として以下のことに取り組む。

  1. 製品の開発から廃棄に至るまでの全ライフサイクルにわたって、環境負荷の低減と環境保全を図る。
  2. 「安全は全てに優先する」を基本に、無事故・無災害を目指し、安全な職場環境の整備および設備の保安管理に取り組み、全ての事業従事者および地域社会の安全確保を図る。
  3. 原料、中間品、製品などにおいて取り扱う化学物質の安全性を確認し、それらの適切な取り扱いに関する情報提供を行い、従業員、物流関係者、顧客など関係する人々の安全・健康に配慮する。

以上の活動の成果を社会に開示し、ステークホルダーとの適切なコミュニケーションを図る。

RC推進体制

当社では、RC活動を推進するためにRC委員会を設置しています。

2024年度に実効性向上を目的として組織体制の変更を行いました。これにより、新たな全社RC委員会のもとで、各事業所の安全衛生委員会・衛生委員会および環境保全委員会が主体となり、RC活動を推進する体制へと移行しています。

RC推進体制図

RC推進体制図

レスポンシブル・ケアマネジメントシステム

当社は、レスポンシブル・ケアマネジメントシステム(RCMS)を活用して、RC活動を展開しています。RCMSは、ISO14001、 OSHMS(ISO45001)の要求事項を満たすマネジメントシステムです。

RC監査体制

当社はRCMSに基づき、年1回、各事業所においてRC監査を実施しています。