未知の領域に挑む喜びと、専門分野を活かすやりがい。双方を感じながら、スキルを磨く日々。

自動車触媒から化学触媒の開発へ。新たに、シミュレーション検討に挑む。

学生時代、当社の面接を受けた時のことを今もよく覚えています。面接官との会話が盛り上がり、とてもよい感触を抱いたからです。また、面接後も人事担当者を通じてフィードバックをくださり、面接時、アルバイト先で課題解決に取り組んだ経験を話したことから、「一緒に働きたい」と思ってくださったことがわかりました。このように、人事担当者も面接官も、学生である私にじっくり向き合ってくれました。今思うと、これはエヌ・イー ケムキャットらしさの一つなのかもしれません。

入社以来、自動車触媒開発部に所属し、ガソリン自動車向け触媒の基礎研究や開発業務に携わってきました。入社5年目の秋に、化学触媒開発部に異動。現在は、海外の化学メーカー向けの触媒開発を担当しています。長年にわたってお取引をさせていただいているお客様のため、すでに採用されている触媒の課題抽出や改良、課題解決などが業務の中心となります。たとえば、使用済みの触媒を解析して、触媒の劣化機構を解明すること。お客様は各国に化学プラントをもっており、それぞれに当社の触媒が使用されています。そこで、お客様のプラントで使用された触媒を当社に持ち帰り、解析した結果をお客様に報告。お客様と議論を交わしながら、劣化の機構を解明していきます。

また、触媒をラボスケールから量産へとスケールアップする際のシミュレーション検討も行っています。化学専攻の私にとって、シミュレーションは専門外ですが、シミュレーションに詳しい自動車触媒開発部の先輩に助言をいただきながら、原理や手法を学んできました。未知の分野への挑戦は難しくもやりがいがあり、わからないことがわかるようになる喜びを何度も味わってきました。社内的にも注目度の高い取り組みであり、直属の上司はもちろん、他部署の先輩や役員から質問をいただくこともあります。そのたびに、この取り組みへの期待を感じ、「いち早く明確な成果を出せるように頑張ろう」とモチベーションが高まります。

知識を深め、経験を重ねていきながら、お客様のニーズを深掘りできる力を身につけたい

当社は部門を超えた交流が活発で、全社一丸となって「良い触媒を作っていこう」という共通した思いを抱いています。面接時に感じた「一人ひとりと向き合う姿勢」が社内にも根付いており、どの先輩も若手社員の質問に親身になって答えてくれます。学ぶ環境に恵まれていると実感していますが、だからといって、受け身のままでは成長は難しいと思います。大切なのは、自ら学んで成長していこうとする姿勢なのだと思います。

入社から6年が経ちますが、今も上司や営業担当の先輩を見て、学ぶことがたくさんあります。たとえばお客様が「こういう反応はできないだろうか」「こういう課題があるんだよね」とおっしゃったとき、上司や先輩は問題解決の糸口をすぐに見つけ、「当社のあの製品なら」「当社のこの技術で」と提案しています。こうした会話の中で、お客様から「実は、こういう課題もあって……」という言葉が出てくることも少なくありません。いつか、上司や先輩のように、豊富な知識と経験に根ざした提案によって、お客様が抱えているニーズの掘り起こしができるようになりたいと願っています。

そして、触媒メーカーとして長い歴史と実績があるからこそ、その状況に甘んじることなく、「お客様のためにできること」を追求していく——これこそが、エヌ・イー ケムキャットの社員として、一番注力していくべき点だと感じています。これから入社する皆さんと一緒にお客様の課題に向き合い、その解決に取り組んでいける日が来ることを楽しみにしています。

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